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ノルウェー豆知識

ノルウェーはEUではありません。
知ってた?うちはかれに教えてもらうまでしらなんだ。
国民投票で入らないって決めたらしい。
やつらはリッチな国で、頭がよろしいんですね。
関税とかに関してはEUみたくやってるし。

人口は約450万人。
少な!きいたとき思わず耳をうたぐった。
だって大阪府の人口が800万くらいっすよ。
ノルウェーの子らは半年ぶりに自分の街にかえっても
なんのnovita newsもないらしい。
そらそんだけ人口すくなかったらそうやろう。
うちなんか半年ぶりに日本帰ったら、かなり浦島太郎やのに。
IT関係の発展、TVCMの変わりぶり。新商品でまくり。
知らん芸能人。国道沿いのチェーン店のしょうもない店舗の増加。
ま、一日いれば慣れるけどね。

うろちょろしてるおかげで、初期に感じる違和感というのは
どこにいってもすぐ拭えるようになった。
私はいつもJALのユースでかえるんだけれども、
飛行機に乗った瞬間から日本社会がはじまるので
なんともいえない違和感におそわれるのだが、
あそこまはた日本社会の凝縮のようなとこやから、
スチュワーデスにこにこ、ビジネスファーストのひとにねちねち、
強烈で、家に帰ると普通なんでね。

でそうそう、ノルウェー。
収入に関する所得税の累進課税がすごく1500万くらいあったら50%くらい。
これってすごいよ。物価も日本より高い。
いちよう1nok=約16円
しかし学校、病院ただ。
みんな平等にって考え方。
大学生もみんな奨学金でやる。でも全部返さなくていいやつで、簡単にとれる。
ってか全員取ってるんやと思う。親に頼らず、勉強を続けられる環境が
やりたい人にはみんなととのってる。大学を卒業するのは大変。
ま、普通そうで。日本が簡単なだけやと思うねんけど。
女も働くのがふつう。

てな感じですかね。背が高くて金髪青目のひと多いけど、
髪黒いひともいる。
おんなのこはぽちゃーってしたひと多いな。美人も多いよ。
男の子はめちゃ外人って感じ。
あっちからみたら私もめちゃ外人。

言語ノルウェー語。
ドイツ語に近い。スウェーデン語、デンマーク語とはめちゃ近い。
最後にへんな抑揚がある。
なにゆってんのかぜんぜんわからへん。けっこうかわいい言語。
なぜ彼らが英語を完璧にしゃべるか。
TVではほとんどの番組が言語のまま放送されるから。
その中で育ったら、自然と。もちろん学校でも文法とかやるから完璧に。
あの人らはTOEIC とかTOEFLとかを知らない。みんなしゃべれるから必要ないんだって。そりゃあそうやろう。
日本人はやっきになってやってるというのにねえ。
日本人偉い!日本人が英語しゃべれなくて、本来あたりまえだよ。
よってに日本人は英語よか日本語をきちんとしゃべれるようになった方がいいと思う。

また肌で感じた感想は後ほど。
泣いて帰ってきたりして。
# by motolina | 2004-12-15 01:32 |

旅行まえにすること

建築 という名前をふっているにもかかわらず
あんま建築のことふれなくてごめんなさいね。

今日は旅行前にすることについて書いてみましょう。
ってか、いまなに準備しなきゃなんないか考えてたからなんだけど。

まず荷造り。(当たり前)
服(温度調節可能が望ましい。あんま汚過ぎない方がいいな。ちゃんとした所に見学とかいくときもあるし)、
下着、靴(最低一足は。靴ってむれるしね。)
シャンプーとか(普段使ってるのの小さいのがあるとのぞましいよね、
ヨーロッパのホテルは高級でも何もついてないとこと多いからね
石けんとかで洗っちゃうとコンディション最悪で気分がブルーになるからね)
ドライヤーは着いてなくても私はもってゆきません。
理由は重いし、かさ張るから。上の文章と矛盾。
今回のオスロのホテルにはあるようだ。ってあたりまえだよ、高いんだから。

ガイドブック
一番いいのはやっぱロンリープラネットやと思うな。
日本だと洋書扱いで高いのか?でもちょっとは日本語版もあるでしょう。
londonのはさすがに英語版を買った。
私の読み力はたぶんまだ英語の方が上かな?

今回(ノルウェー)はモンダドーリっていうイタリアの出版社がだしてる
(そういえば、ここの本社はオスカーニューマイヤー設計でけっこうきれいっすよ。
ミラノ郊外ですが)イタリア語のガイドブックを購入。
絵(ノルウェー特有の教会とか)が豊富やったから。
まだほとんど読んでません。ま、直前によも。飛行機とかで。
そういえば、今回のa+u。ノルウェー特集でしょ。
行く前にみたかった。今度日本帰った時買って、またいくぞー!

であとは、ヨーロッパ建築案内の該当ページのコピー。
全部持ってくと重いし。ぼろぼろになるから。
日本人はこういうガイドブックつくんの得意ですな。
ヨーロッパにいる日本人でもみんな現地のじゃなくて
これもってるもんねえ。ここまで網羅してんのはないんでしょう。
しかし、地図がいい加減過ぎます。
通りの名前も、駅の名前も、建物の住所も書いてないから、
苦労しまっせ。
現地の地図とてらし合わせ、現地の地図を信用するべきです。
そして現地の人に聞きまくるべきです。
コミュニケーション。
私は地図見ずに自分の方向感覚を過信し、ガンガン行くため
けっこう迷います。でも最終的にはたどり着きます。
人に聞くから。
あのつんとしているといわれたパリの人たちだって
とっても親切だったよう。
わざわざ自分のもってる地図をコピーしてくれたり。
しかし、意地でも英語をしゃべんないんだね。彼らは。
分かってるくせに。
最後についくせでgrazieといったら、この子勘違いしてるよ的な
笑いをされたな。メルすぃ ボクー
でしょ。わかってますよ。まあええ思い出っす。
フランス語の発音はかわいいなあ。イタリア語とちがって。
イタリア語なんて大阪弁そのものやし。
日本でイタリア語しゃべってても、遠目で聞いてた友達があとで、
いまずっとイタリア語しゃべってた?ちょっと大阪弁混じってたやろ?
とか言われる。いえ、100%イタリア語でございました。
イタリアと大阪の共通点はのちほど。

そうそう、ヨーロッパでは私の携帯は使えるんだけれども
かなり高くなっちゃうんで、誰かと連絡を取るなら、
公衆電話やね。
ロンドンだとクレジットカードつっこんでかけれるんだね。
うまく機能してなかったから、コインにしたけど。

そうそう、両替えね。
ユーロのとこはもちろんせんでいいわけで、楽やねー。
ユーロ圏やとパスポート見せるとこもないもんね。
一つの国ですわ。
けどロンドンの時は、やいやいうるさかった。
ブーツまで脱がされたし、(変なもん隠してへんか。前の人が脱がされてて笑ってたら、自分もやった。淑女にそういうことさせるんですか?この紳士の国が!?って感じでした)
このvisaもうきれてるやんとかゆってくるし、
いやいやイタリアでは滞在許可書ってのに、切り返るんですよー
なんだったらみせましょーかー?コピーですけどねー。
あれ、なにこの顔青いやん?顔が青い!顔が青い!
それはコピーの加減ですねー。もういっていいっすかねー。
あ、いいよー。have a nice trip!
なんやねん最後感じよくしやがって。
というやりとりなどをしなけりゃならんわけでした。
ま、たのしいちゃあたのしい。
にいちゃんも日々の労働の中で会話をしたいときもあるだろうよ。
でもなんもわるいことしてへんのに、どきどきするのが
腹立つよね。


あと、電気関係のチェック。
充電器具(デジカメ、携帯用ね。)
私はフィルムカメラももってくから、フィルムね。
そんなもんかな。
後誰かをたずねるならお土産か。うむ。
# by motolina | 2004-12-15 01:10 |

岡本太郎

前もかいたけど、芸術は爆発だ!のおかもっさんです。

普通の人の岡本太郎への認識ってどんなんなんかな。
私は万博の太陽の塔のわりと近くでそだって、
休日の家族で行くスポットとしては万博であったため、
非常に親しみ深い。
顔ふたつあるー!みたいな認識しかなかったけど。
インパクトは絶大ですな。
ボキャブラ天国で言うところのインパク知ですな。

彼の絵はとくに好きとか嫌いとかないけど、
濃いなーとはおもう。おっさんそのもの(おかもっさんのことね)
やなとか思う。
彼の著作はすきでござんす。
青春ピカソ
とか
沖縄文化論ー忘れられた日本
とか
強く生きる言葉(これは岡本とし子さん編←岡本の養子になったひと。詩集みたいなかんじっすね)

青春ピカソに関しては青春時代、約10年間をパリですごした彼が
ピカソを否定して(もちろんかなり畏敬の念をもってるんだよ)
彼を超えようという試み、もくろみのほうこくっていうんですかねえ。
ずいぶん後になって書いたもんだとおもうけど。
こういう昭和初期にかかれたもんが、現代でももんのすごく
納得、そしてまた感慨深いのは驚き、そして賞賛に値しますね。
日本人として、ヨーロッパにいて、日本をまたヨーロッパを思う
ところとかは、すんごい読んでて楽しいというか、共感する。
最近そんな本をおおくよんでるけどね。

沖縄文化論
有名な縄文の発見!みたいなのを岡本はしたことになっているけど、
この本のなかで岡本は終始、他者の目で沖縄をみていると思う。
わたしも3年間、そしてそれからも他者として沖縄に接してきた。
ちょっとすんだくらいで、沖縄人が自分を受け入れてくれて
自分も沖縄人になったと思うのはそうとう危険だと思う。
それはどこにたいしても同じことで、
イタリアに来て、イタリア男素敵!とかおもって、
ciao!といえたらイタリア人
みたいな本を書いてしまう人もいるもんなんだが、
そういうことは失笑に値すると思う。

ちょっと中断。
今まだ4時にも関わらず暗くなってきたから、
部屋の電気をつけたら、4つある電球のうちひとつが、
破裂しておちてきた。もしくは落ちてきて破裂したのか。
こわっ!死ぬことはなかったにしても、あたりどころが悪かったら
血まみれでやんすよ。かいきげんしょう??
あんまそういうのは信じへんからそういう恐さはないけど。
あ—びっくり。人生なにがおこるかわかんないねえ。ほんとに。

さてさて、
そういう他者として沖縄と接してみて、
でも本質は見抜いていて、
私がおもったんだけどうまく言葉にできなかったこととかを
うまくことばにしてるなーって
びっくりしちゃったよ。
大分読んだの前だから、今読んだらちょっと印象ちがうのかもね。
またこんどよんでみよ。

強く生きる言葉
まさしく強く生きよう!とおもって購入したわけで、
私は中3で母をなくしたんだけど、
その後毎日のように泣きながら強くなろう!っておもったよ。
今思い出してもなけるはなしで、
もうすぐ10年になるかな。
こんどの10回忌どうするんだろう。
わたしはたぶん日本にいないけど、いつもおもってるから
いいでしょう。
これは先述のとし子さんが集めたもので、いつもradicalな岡本の
言葉満載なんだけれども、岡本のこの言葉は誰かにではなく
自身を励ますことばであったんだろうなあと思う。
やっぱりどんな人間でも自分を励まし続けなければ生きてゆけないし、
人と違った生き方をするならなおのこと。
自分の才能のために(才能ってのは身に付けてゆくもんだと思うんだけれども)
どう活かされれば一番いいかを考えて
そのために自分を励まさなきゃ、
めげちゃうんでしょうなー。

熱い師匠ですわ。
私は熱い人が好きだ。
体育会系の暑苦しい人はきらいだ。
精神的熱い人。

突然だけど、宗教ってのはナゼ団体でやんのかね。
自分自身の信仰があったらええんでないかい?
なぜそこでも群れるのかね?
宗教の誘いを受けた時は、その人が本当に友達だとおもったら
そういうことにしている。そういうと、たいてい、さ〜と引いていくよ。
こいつは無理だってね。
なぜか口調が岡本調になってきたからこの辺で。
# by motolina | 2004-12-15 00:29 | 本・音楽・映画

小澤征爾

なんだ漢字ちゃんとでた。

彼のことは昔から大好きでございますよ。
彼がbostonにいたころ、NHKで彼の家をうつしてて、
boston交響楽団のホール(つうの?)から自宅まで車で帰りはるねんけど、
それが15分くらい、この行き来にいつも随分癒されたってゆってたね。
なんてことはない、アメリカらしい大きな道なんだけどね。
そして、15分も行けば、随分郊外で(ここが日本と欧米の違うとこだね。
日本の街は境界がないっていわれる。その通りだと思う。
航空写真見れば歴然だし、ヨーロッパでも電車に乗れば、
しばらくすれば田園もしくは農村風景が広がるのです)
彼は住宅地にすんでいて、少しうっそうとした庭があって、
家の裏側がそれに面していて、そこから地下にも光が入る。
地下には彼の部屋、そこにいく廊下にはずらーと楽譜。
演奏することになった曲とは、楽譜でむきあって、
作曲者がなにをいわんとしたのか
突き詰める、向かい合うらしい。

死人との対話。でも彼らは楽譜の中で生き、大いに語るのである。
そういう意味じゃ世の中には死人の多いこと。

そんな小澤さんの演奏も幸運にも聞くことができた。
お恥ずかしながら、当日その公演があることをしり、
おざわだーってだけで、どの楽団かも知らずに行ったら、
あとでしったら、なんと斉藤記念のヨーロッパ公演の一部であった。
立ち見なんと13ユーロ。でも席開いてるから座れる。
一緒に行った日本人はもちろん小澤さんをしっているけど、
台湾人やドイツ人は知らなかった。
チャイコフスキーをやっていた。
間の取り方が絶妙。
手に汗握るとはまさにこのこと。
張りつめた空気。
息を飲む。
終わった後の、爆発するような賛美の拍手。
それへの対応、登場の仕方、そして演奏、
全てに小澤さんの人柄が感じられるものであった。
演奏後は我が友人も日本人すごい!オザワすごい!
と、なぜか私を握手攻め。
日本人であることが誇らしく感じたひとときであった。

彼は今度、東京で東京オペラの森ってのをやるようだ。
ヨーロッパで見るよりは値が張るけど、機会がある人は
行っても損はないと思う。
東京都知事石原さんはやはり芸術家なんだ。
たまにする差別発言。極度の愛国主義(と私には感じられる)
には賛同できまへんが。
僕は結婚しない とかおもろいよねえ。(小説)

そういえば、来年正月のウイーンフィルは誰が指揮棒を
持つのでしょうか?
今年は(去年か?記憶あいまい)スカラ座の音楽監督
Riccardo Mutiでございましたな。イタリアじんでございますよ。
イタリア男らしいねちっこいまでの、力強さってかんじでしたね。
こっちでは、放送やんのかな?
# by motolina | 2004-12-14 23:33 | 本・音楽・映画

仕事

今回思ったんだけど、仕事ってけっこう雑用の固まりなんだね。
荷物がいつ届くかの手配、とどかなくても耐える。
電話しまくる。とか。
頼みまくるとか。そーかー、そうやって世の中は成り立っているんだね。

前日本のある大手設計事務所につとめていた人に聞いたことがある。
仕事のなかで実際設計をする割合(プラン考えるとか、図面描くとか)
ってどのくらいですか?ってきいたら1割くらいかなといっていた。
にゃるほど。
でも、その1割もあるかないかじゃちがうよね。

最近(ちょっと遅い気もするが)MBAっておおはっやりじゃん。
うちの大学にもあるから、けっこう話聞く。
うちの大学のはいちよう技術系のためのMBAで
特徴はあるみたいだけど、実態は別に技術系の人じゃなくても
入れて、内容が技術系に偏ってるから、ちょっと、、てな感じらしい。

やつらは何がしたいんだろうね。
経営って、何の経営がしたいんだろう。
食品の次、サッカーってのもある話なんだろうね。
なんでも一緒なのかね。

私には無理やなー(明らかに)
生まれ変わったら、バイオリニストかピアニストになりたいね。
練習いっぱいしなきゃなんないんだろうけど。
そうだ、小澤セイジ(漢字でず)の話をしよう。
# by motolina | 2004-12-14 23:07 | 徒然なるままに